ナチズムについて
Ⅰ はじめに
【収容所】
・ 世界に所属のない人々を領域化する地 ― 権力の「裏側」
・ 現代に収容所が「帰還」している?
① 収容所はナチズムなどの全体主義によってのみ想像されるのではなく、諸国家の主権的秩序へ包摂不可能な人々が出現するときにはいつでも現れうる。
② 収容所が「過剰な人間」を収容するならば、その形式においては、権利の領域には属さない「不法移民」や庇護申請者を収容する人道キャンプも、「収容所」といえる。
Ⅱ イタリアの不法移民収容所
イタリアの外国人「問題」の種別性…EU域外の人々の大規模な「不法入国・滞在」
「一時滞在と救護の施設」→Cpt 是非をめぐって頻繁に議論されている
Ⅲ 例外空間としてのCpt
フーコーの「生政治(biopolitics)」
人間社会が永続的に再生産されるように、生きた人間の生を集合的に調整する。
→出生、死亡、寿命、衛生、健康、病気など
<生のポテンシャルを最大限に摘み取ることを目指す>
アガンベン 「人種」という切れ目で区切られ切り捨てられて生の行方を見据える
ナチズムの生政治下 非アーリア人→ユダヤ人→強制移住されたもの→囚人
・ 生物学的連続体の区切りは可動的なもの
・ おとしめと零落のプロセス